山ちゃんの『天才はあきらめた』をオススメしてみようと思います

こんにちは。
恰好良い大人になりたくて
管理人のポンペイです。

今日は本の紹介です。

最近読んだ本で最も心に響いたのはこちら!

南海キャンディーズの山ちゃんの本。

私はこの本で救われました。
この本のおかげで本のタイトルとは裏腹に私はあきらめずに済んだのです。

ちなみにサイン会があったお店で買ったのでサイン入り。

まぁ私はサイン会に参加したわけではないのですけどね。
手に取ったらサイン入りでした。

この本はどんな人にオススメか・・。

とても矛盾したことを書きますが、誰にもオススメするような本ではないですが、誰にでもオススメしたい本なのです。(・_・)ん?

いや、読めばわかるんですって。

この本の最後にオードリーの若林さんがこの本について解説しているのですが、言葉は違えど同じような気持ちかなと思えるような内容を書いていました。

少なくとも山ちゃんを只者ではないと感じている方が見るとその感情は数倍に膨れ上がることは間違いない!

この記事では詳しい内容に触れるようなことはもちろん書きませんのでご安心を!

 

下積みの話から学ぶこと

『天才はあきらめた』と言っている人に対して言うのは若干腹立たしいですが、私はテレビで見るたびに山ちゃんのこと天才だと思って見ていました。というよりも、世の中で名前の広く知られている人は何だかんだで天才だと思うのです。

 

その中で山ちゃんは言葉の天才。私は言葉が好きなので、山ちゃんに惹かれたのだと思います。

 

天才の多くはまわりから羨ましいと思われ、目指され、夢を与えたりしていますよね。
でも、必ずと言って良いほどこの手の自叙伝には苦しい苦しい下積み時代の話が書かれています。

そもそも、本当の意味で下積み時代を経験している人ってどの位いるのでしょうか。

 

私だってもちろん新入社員経験はありますが、働き始めたその月から給料は生活に困らない程度には頂いていました。本当の意味での下積み期間は、自分の価値を上げていく期間のことで、お金としての報酬は自分の価値に応じた額しかもらえない方がむしろ当たり前だと思うのです。芸人さんのように。

 

もしも新入社員の私の価値をお金に換算するのであれば、それこそやはり数万円程度しかもらえないでしょうね。でも、ほとんどの企業が新入社員の未来に投資して給料を与えてくれます。( ..)φアリガタヤ代わりに成長して仕事が出来るようになってもそれほど大きく給料は上がりません。

 

私、前職ではフィットネスクラブの店長をしていたのですが、この本を手に取った時期はちょうど9年働いたその仕事を辞めて、転職活動をしていた時なのです。新しい分野の仕事がしたかったけど、それは全くの畑違いの仕事で、でもお金は欲しくて、もやもやしながらもがいていたのです。('◇')ゞハゲソウデシタ

でもこの本を読んで、当たり前ですが時間は早送りできないということがわかったのです。

 

何か新しいことをやるには最初無価値の自分に戻らなければなりません。だから自分が新しいことをやるとなると最初からお金下さいはおかしいと思えましたし、若くないので会社から投資もしてもらえません。そうなると今まで積み上げた9年間がもったいないなと感じるようになりました。

 

だから、ちょっと形は違えど、9年の経験も活かせる仕事もやめないことにしたのです。
そして、やりたいこともあきらめたくないので並行して下積みも開始しました。

最も行動を変えてくれた言葉

退路を断つ

 

この本を読んで、自分の行動に大きな影響力を与えたのはこの言葉でした。

人間は弱い生き物だから、基本的には楽な方へと流れてしまいがちです。かつて私が人の上に立たなければならなくなった時にすごく影響を受けた歌がありまして。それがGOOD ON THE REELの『停止線より遥か手前で』でした。知っていますか?

 

この歌を聞いて、さぼる人、仕事を覚えようとしない人、言い訳をする人、頑張らない人、それがすごく普通に思えるようになって、そうでない人が上に立つ人にとってどれほど貴重な存在かを知りました。

他人のことを棚に上げていますが、結局私も楽な方へと流れていってしまった至って普通の人間です。

 

だからこそこの本を読んで、やりたいことがあるなら、誰に何と言われようとも貫けるように、退路を断とうと思えたのです。

これでもう逃げられない。みたいなことをやるのは非常に怖いですが、そのくらいやらないと逃げますからね。特に私は心のバリアがペラッペラに薄いのですぐに割れてしまいます。割れても逃げられないくらいがちょうど良いです。('Д')ハゲルカモシレナイケド

 

決心とか、覚悟とか、無心とか、何かを始めるときに出る恰好良い言葉も良いですが、先に逃げ道をなくす方がほとんどの人には有効なんじゃないですかね。山ちゃんに対して本の中で恰好良いなと思ったシーンは一つもなかったですが、結局格好悪いのが人間本質なのでしょうね。

私は格好悪い山ちゃんが恰好良いと思えました。

何かにチャレンジしている人はこの本で背中を押してもらえるはずですよ!

最後に・・

多分、この本を読んで私のような感想を抱く人は少ないとは思うのですが、単純に文章として読みやすいので機会があれば読んでみて下さい。

天才はあきらめた (文庫) [ 山里亮太 ]

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感想(17件)

 

当サイト内にホームページについて書いた記事があるのですが、やってみたかったことの一つは自分のホームページを作ることでした。

結果、このようにして自分のホームページを作れたのもこの本のおかげです。やるからには退路を断って作らざるを得ない状況を作っていったからこそ、最後まで作ることが出来ました。良かったらこちらも読んでください。

 

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